家族で行く3泊4日の沖縄旅行【最終日編:マリオット&外国人カフェ、国際通り】
10月29日(火)
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本日は最終日、最後の観光とお土産を買って那覇空港から帰路につく予定です。
*ホテルからの朝の眺め
朝目覚めてカーテンを開けると、今日も灰色の空ではあるが多少雲も薄くなりつつある。名残惜しい気もあり当分の間、外を眺めていました。

ここマリオットホテルはちょっとした高台にあり、13階の部屋からは結構遠くまで見渡すことができます。ベランダから正面に見える建物はホテル「ザ・ブセナテラス」、沖縄一番の高級リゾートホテルとして有名だ。まだまだ我が家には似つかわしくない。いやそんな余裕は無いと言った方が正しい。海の向こうに見えるのが本部町。正面左側突端が「美ら海水族館」辺りであろうか。

左手下方向には海が綺麗にみえた。グラスボートでの遊覧船であろうか、今日は海底のサンゴ礁がくっきりと見える。その先の海は東シナ海。風もなく非常に穏やかな朝である。

ところがそんな静寂のなか、遠くからプロペラの回る音が徐々に近づいてくる。見渡せば、向かい側ホテルの上空に米軍機らしき飛行機が飛んでいる。カメラの望遠レンズで覗き込んではっきりと分かった、オスプレイだ。
その機体の安全性への疑念から、在日沖縄米軍基地への配備につき政府も交えての大きな問題となったあの機体である。正直に言えば在日米軍に関するニュースなど自分にとってほぼ関係ないという気持ちが心の奥底にはあった。しかしである、こうして美しい森と海に身をおいて穏やかな朝を迎えながらも、目の前に轟音を交えて戦闘機が飛来している現実に直面すると、その違和感を覚えずにはいられない。人間とは身勝手なもの、自分に関係ないとわかると興味さえ持たなくなる。でもその現実は実際に存在し、その犠牲の上に全ては成り立っているということを今回は思い知らされた。ちょっと形苦しい話になったが、自分にとっては考えさせられる一場面であった。
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