クライマーズハイ、火の山連峰・亀山へ初めて登ってみた。
5月18日(土)
我が家のベランダから南東方向を眺めると、標高は低いながらも尾根が幾重にもつながった小山が見える。火の山連峰という名前らしいが、前々から可能なものなら一度登ってみたいと思っていた。登山を趣味とはしていないが日頃から慣れ親しんだ風景にある山に登ってみたいという気持ちは子供のころから全く変わっていない。
ちょっと調べてみるとどうもこの山登れるらしい。ルートは何本かあるらしいのだが、山口市セミナーパーク裏から登るルートで亀山山頂に向けて登山道があるとのことだ。写真でいうとちょうど連山の右端辺りであろうか。
ちょうど息子と二人、家の留守を守って暇していたのでちょうどいい。二人して登ることにした。
セミナーパーク裏の駐車場に車を止め、先ずは登山口を探すとすぐ近くにありました。「亀山登山口」、風が多少つよいが天気も良いので息子は意気揚々。クライマー気分です。でもこんな軽装で大丈夫か。
すぐに分岐の看板が目に付いた、右が「最短ルート」、左が「仁光寺登山口」とあるが、勿論初めてなのでどっちに進めばいいのかまったく見当つかず。人生の岐路をまちがうととんでもない方向に行くが、ハイキングコースの分岐を間違えても遠回りするぐらいであろう。でも遠回りは何事も好きじゃないので、結果「最短ルート」を選ぶこととした。

序盤はこのような登山道が続く。周りは樹木に囲まれているので景色は全く見えません。でも進むにつれて景色も徐々に開けてくるが、同じく登山道の傾斜もきつくなってくる。

途中、石組みをハシゴを使って登ってみたり、壁の様な斜面をロープを使って登ってみたり、これは既にハイキングコースの様相じゃないですね。先の「最短ルート」の意味がやっと分かりました。なるほど山頂には近いのでしょうが、ほぼ斜面を真直ぐ登ってゆくルートなのですね。。。(汗

兎に角、なんとか前へ進んでゆくと山の中腹を超えたあたりから景色が開けてきます。最初は上の方に見えていた岩々が徐々に目前に迫ってきます。

ちょっと開けた場所に出てきました。目の前に大きな岩が垂直に立っています。もうハイキングのレベルじゃありません。これぞ正に登山。

8合目辺りでしょうか。ここまでくれば随分と景色が良くなります。でも風があり道幅も狭くなりますのでここから先は注意が必要そうです。

先を見渡せば、更に急斜面に細い登山道が走っているため、安全と万全を期してして今日はここまで。勝手ながらここを本日の山頂としました。うん、やっぱり山頂で飲むCCレモンは最高だぜ~

この岩々を観ると何となく斜度をとらえてもられるんじゃなかろうかと思います。
天気もいいし気分もいい。

帰りは同じルートを通って下山します。CCレモンも嗜んだし、クライマーズハイ的な気分でこれまた意気揚々と下山しました。

なるほど、皆さんが登山に夢中になられる気分がチョットだけ分かったような気がします。次回はちゃんと準備して山頂まで挑戦してみようかな。